「あたまゆるゆる」の世界へ誘う

テーマ:感動した本   2013-8-24

「何かの間違いだろう。あ、これあれだ。オレオレ詐欺のパターン違いみたいなやつだ。」
「いや、オモコロですよ?本気で言ってるんですか?」
「オモコロの漫画を電子書籍化したりしたら、(中略)あと風水的にもよくないと思いますよ?」(以上本文より引用)
本書は電子書籍化の申し出を受けたオモコロ編集部の原宿氏による、自虐的なコメントから始まる。自虐的だが思わず「クスッ」と笑ってしまうこのまえがきから、既にオモコロワールドは始まっているのだ。
思う読者に支えられて配信しているオモコロ編集部。本書に集められたオモコロ漫画は、著作権ギリギリを狙ってくるブラックジョークや、じわじわと広がって頭の仲から離れなくなるようなシュールなネタのものばかりだ。しかも、そのどれもが、思わず噴出してしまうような面白さがある。
次々と繰りだされる弾丸のようなネタの数々は様々な絵柄があるという点もあって、読者を飽きさせなず、かつ本書が持つ独特の空気間を生み出している要因になっている。まるで闇鍋のようなまったく先の読めない展開に読者の読み進める手が止まることがないだろう。
現代の忙しい毎日に疲れ笑いを忘れがちになってしまっている読者は、ぜひとも日常のちょっとした息抜きに本書を「あたまゆるゆる」の状態になって読んでいただきたい。

伝説の経営者、松下幸之助を分析する

テーマ:感動した本   2013-8-5

本書は「経営の神様」と言われる松下幸之助の人生最大の危機―「熱海会談」の逸話を借りて、現在の日本の不景気の要因と解決方法を分析、提案するものである。
 現在は世の中で、アベノミクスの成果大きく評判する方も多いし、強く批判する方もいる。表面から見ると、確かに日本の経済は少し回復しているが、まだまだ不況なところが多いと思う。さらに、かつてのMade in Japanというブランドも色褪せる感じがある。たとえば、2009年のトヨタ自動車の大規模リコール事件、ボーイング787のトラブル事件など、「日本製」は衰退しているではないかと。こういう状況の要因は「起業家精神が失われている」と「自然の摂理がわからなくなっている」であると著者が述べている。
 「起業家精神」と「自然の摂理」とは何か?何故必要なのか?著者は、松下電器の売行不振をひっくり返す「熱海会談」を振り返る、松下幸之助の言動を分析し、著者自身の論点を裏付けている。そして、本書はいくつのアドバイスもした。例えば①経営者として、全ての責任を自分でとることは大前提である。②大きな企業だから偉いのではなく、多くのお客様に支えられているからこそ、企業が存続できているのだということを忘れはいけない。③ごく些細な変化から、その本質を見抜き、即座に対応していくことこそ、経営者としての慧眼を持つこと。④予兆を敏感に感じて、問題点を洗い出した後には、その根本的な原因を見極めること。などである、いずれも納得できろ所が多い。
 現在、正直日本の経済は「一寸先も見えない」状況で、本当にピンチをチャンスをかえると思うなら、本書を読んだら、何かヒントを得るかもしれない。本書は難解の表現もない、松下幸之助の珠玉のような言語も様々あるので、経営者、ビジネスマンに勧める一冊であろう。

管理人について

 性別:男
 年齢:58歳
 <自己紹介>
 子供たちの将来がより豊かになるように
 色々な書を読ませたいと考えています。
 読まずに読めというのも納得がいかない
 ので私が読んで納得した、子供たちに読
 ませたい本について書き綴っていきます。

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